長期ビジョンと中期経営計画策定について

当社は2023年に創業25周年を迎えました。これを機に10年先を見据えた長期ビジョン「LACTO VISION 2032」とその実現に向けた2023年から始まる3か年の中期経営計画「NEXT - LJ 2025」を策定しました。
「LACTO VISION 2032」では、既存事業の強化をベースとしながらも、次世代の成長ステージへの足場を固めるべく取扱商品の幅を広げ、機能拡充することで収益機会を増やすことを目指します。
また、事業環境の変化に迅速かつ柔軟に対応できる経営基盤の強化も進めてまいります。

長期ビジョンと中期経営計画の位置付け

(注)1998.11期~2012.11期:単体売上高 / 2013.11期以降:連結売上高                                        

当社は乳製品専門商社として創業し、2003年には東南アジアでプロセスチーズ製造販売を開始するなど、事業領域の拡充と利益成長を続けてきました。
今後は新たな経営理念のもと、これからの時代に求められる「食」のニーズを捉えた需要を創造し、さまざまなステークホルダーに多様かつ豊かな価値を提供することで、持続的な成長を実現していきます。

長期ビジョン「LACTO VISION 2032」の概要

スローガン

  1. 乳製品専門商社から複合型食品企業へ
  2. 乳製品取扱高日本一、そして世界一へ
  3. ベストマッチングで需要を創造、酪農・畜産業発展への貢献

計数目標(連結)

ESG目標

6つのマテアリティを特定し、個別施策と定量目標(一部)を設定

ラクト・ジャパンは、事業活動を通じて社会とともに持続的に成長していくことを目指しています。
そこで、長期ビジョンにおいても、ESG目標を取り入れることとし、事業の特性と社会のメガトレンドを踏まえて6つのマテリアリティを特定し取り組みを進めます。

中期経営計画「NEXT - LJ 2025」の概要

事業成長

経営基盤の強化

中期経営計画の基本方針については、従来同様に「Base」「Growth」「Challenge」の3つに整理しています。
「Base」である既存事業においては、事業環境を適切に見極めながら、工夫を凝らして進化を続けていきます。次に「Growth」としては、プロセスチーズの製造販売を核として、アジア事業を拡大させていきます。そして「Challenge」では、健康につながる機能性食品原料事業の展開など次世代ビジネスの構築を推進していく計画です。

計数計画(連結)

財務目標(連結)

中長期的な成長を実現すべく、アジア事業への投資と財務体質の強化を両立させながら、株主の皆さまへの利益還元を経営の重要課題と位置付け、配当性向の向上を目指します。

長期ビジョンおよび中期経営計画資料