当社は持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するため、株主・投資家等との間で建設的な対話を積極的に行い、長期的な信頼関係を築いていきたいと考えております。

 

2023年度(2022年12月~2023年11月)に当社が実施した株主・投資家等との対話の実施状況は以下のとおりです。

対話に関する体制

株主・投資家等との対話については、IR広報担当取締役が統括します。また、実際の対話に際しては、株主・投資家等の希望と面談の主な関心事項を踏まえたうえで、合理的な範囲で、代表取締役社長やIR広報担当取締役、IR広報部長のいずれかが面談に臨むことを基本としております。

 

 

主なIRイベントと情報開示の状況

項目

内容

主な説明者

決算説明会

アナリスト・機関投資家を対象に、毎年、本決算発表後および第2四半期決算発表後の年2回、決算説明会を開催しております。

また、説明資料や当日の主な質問と回答などの情報を当社ウェブサイトの「株主・投資家情報」に掲載しております。

代表取締役社長

IR広報担当取締役

個別面談対応

国内外のアナリストおよび機関投資家の個別取材に対応しております。

対応実績:上期 32件、下期 30件 ※対応件数は延べ件数

IR広報担当取締役

IR広報部長

スモールミーティング

主に国内の機関投資家を対象としたスモールミーティングに対応しております。

対応実績:年2回

IR広報担当取締役

IR広報部長

SR面談

主に株主である国内の機関投資家を対象に、毎年SR面談を実施しております。

対応実績:10件

IR広報担当取締役

IR広報部長

個人投資家向け説明会

IR支援会社が企画する説明会に参加しております。また、説明資料および当日の説明動画を当社ウェブサイトの「株主・投資家情報」に掲載しております。

対応実績:1回

代表取締役社長

その他、情報開示

当社ウェブサイト「株主・投資家情報」に決算短信、適時開示資料、決算説明会資料、決算補足資料、有価証券報告書、四半期報告書、株主総会招集通知、LJ通信(株主通信)、統合報告書などのIR関連資料を掲載しております。

なお、多くの投資家の皆さまに業績動向をご理解いただくために、「株主・投資家情報」のトップに「最新決算のポイント」というページを用意し四半期ごとに解説を更新しております。また、当社の事業内容や強み・特徴をご理解いただくためのコンテンツ「ラクト・ジャパンとは」も掲載しております。

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対話の内容と、対話を踏まえた当社の対応

対話の内容

  • 直近の業績動向と事業環境について

 ・業績の進捗状況

 ・国内の事業環境(主に国内の脱脂粉乳在庫の状況と見通し)

 ・アジアの事業環境と事業展開の状況

  • 中期的な成長戦略について

 ・主要事業と、アジア・チーズ製造販売や機能性食品原料販売など注力する事業の成長に向けた取組み

 ・投資計画(シンガポール新工場の進捗状況、その他投資)

 ・財務戦略の考え方(営業キャッシュ・フローの状況)

 ・株主還元方針

  • サステナビリティへの取組みや関連情報の開示について

 ・TCFD提言への対応

対話の内容を踏まえて取り入れた事項

(主な事項)

  • 経営戦略に関する開示

 ・中期経営計画の開示形式の変更(ローリング・3年目目標⇒期間固定・各年目標)

  • 気候変動関連情報の開示
  • 統合報告書の発行

経営陣や取締役会に対するフィードバック

  • 取締役への対話内容に関する報告(レポート形式、毎月)
  • 経営陣に対する投資家からのご意見の報告(随時)