人材に対する基本方針

ラクト・ジャパンでは全社員に企業行動規範・役職員行動規範を周知しています。企業行動規範・役職員行動規範の多言語化も進めており、現在では、英語版・中国語版も作成し、海外スタッフに共有されています。この行動規範の中では、人権尊重についても触れており、社内外を問わずあらゆる差別・ハラスメントの排除を明文化しています。また、コンプライアンス研修の一貫としてハラスメント防止を取り上げているほか、腐敗防止などの研修も実施しています。

 

また、内部通報制度として、人事総務部長や弁護士に対して相談できる窓口制度を設けています。通報があった場合は必要に応じて管掌役員へ報告し、通報者が不利益を被らないことに留意し対応を進めることとしています。

採用・登用

ラクト・ジャパンでは現在、日本で働く社員は日本国内で採用しています。海外工場のスタッフは現地採用を行い、管理職層も日本からの赴任者だけではなく、現地スタッフからも登用しています。今後、海外拠点の現地化を進め、管理職層も現地で採用・育成できる体制の構築を目指しています。さらに、本社を含めた人材のグローバル化を目指す議論も始まっています。定年退職後は、本人と現場のニーズに応じて1〜2年、顧問として活躍する機会を設けています。    

教育・研修

階層別の研修

新入社員から入社5年目程度までを対象とした貿易実務や商品知識等の業務に関する研修プログラムを、自社で開発・運用しています。また、入社3〜5年目の若手を対象に海外研修を実施し、語学や現地での生活を経験する機会を設けています。そこで適性を見極めた上で、本格的な海外赴任の人選を行っています。管理職以上については、マネジメント研修や経営マネジメント研修等を実施してまいります。

外部の研修への参加

社内の研修プログラムのほかに、第三者機関による研修への参加も義務付けています。各階層に向けて科目を指定するほか、個人のスキルアップのための科目を選ぶこともできます。プログラムの内容は適宜社員にメールで配信し、参加を促しています。

多様な人材の活躍

ラクト・ジャパンでは2019年度より、新卒での女性総合職の採用を開始しました。海外では管理職層を含めた女性の登用が進んでおり、連結では管理職に占める女性の割合は約2割となっています。従来から育児休暇等の制度は整備されており、産休からの復職率は100%を維持しています。また、時短勤務や時間有給制度も整備しており、仕事と育児を両立しやすい環境を整えています。介護休暇については実例がまだ出ていませんが、今後の課題として制度の活用を促進していきます。

 

従業員のステップアップのためには、転勤や海外赴任が欠かせない面もあるため、仕事と家庭の両立を含めた様々な観点からより働きやすい職場のあり方を検討していく考えです。

 

また、障がい者雇用については、2022年度より採用を行っております。

働きやすい環境の整備

ラクト・ジャパンでは、社員がワーク・ライフ・バランスを維持できるよう、様々な制度を導入しています。
2017年度より導入している「ブロンズウィーク制度」は、土日を含めた4連休の取得を年1回義務付けるものです。また、休暇の申請・承認をシステムで管理することで、取得しやすい環境を整えています。勤務時間の管理については、全社的な残業の状況を管理職会議で共有しており、適宜対策を講じています。

 

さらに、業務用PCのノートPCへの切り替えや業務用スマートフォンの導入を進めるとともに、COVID-19感染防止対策のために導入したテレワークや時差出勤制度についても、リスク対応と同時に多様な働き方への対応として、制度の恒久化について検討を進めています。

社員の健康と安全

ラクト・ジャパンでは年1回、健康診断とストレスチェックを実施しています。健康診断の受診率は100%を維持しており、社員の配偶者や扶養家族も会社の補助で受診することができます。福利厚生の一環として、予防接種の費用負担も行なっています。また月1回、産業医が本社を訪問しており、社員は自由に面談することができます。

 

海外工場では、毎朝の朝礼で安全に関する確認を行っています。工程内では、チーズを溶かす溶解釜が高温になるなど危険を伴う作業もあるため、注意喚起を徹底するとともに、設備を改良して安全への配慮を徹底しています。現在までに、重大な労働災害は発生しておりません。