ラクト・ジャパンだからこそ可能な製品開発

ラクト・ジャパンでは、長年にわたり仕入先・販売先との協業を通じて培ってきた技術を基盤に、最適な原料供給を行っています。

 

海外の工場にはラボを設置しており、現地のマーケットや味覚特性にあわせた製品を、現地の主導によって開発しています。例えば、チーズでは、食材としての加工のしやすさや、従来には無い新しいフレーバーの開発など、原料の特性を熟知しているラクト・ジャパンだからこそ可能な独自の研究開発を推進しています。

 

また、販売先の研究開発部門に対する情報提供も積極的に行っています。提供する情報は、乳糖不耐症の方に向けた乳糖分を取り除いた粉乳の開発情報や、近年の健康志向の高まりをうけたオーガニック原料に関する情報など多岐にわたります。このような情報提供の過程において、ラクト・ジャパンは販売先が持つさまざまな研究開発ニーズを汲み取り、そのニーズに合わせて適切な原料を提案することができるのです。

 

さらに、乳製品の副産物に付加価値をつける取り組みを、販売先と仕入先、ラクト・ジャパンの三者共同で行うといった活動も進んでいます。ラクト・ジャパンでは、少子高齢化や健康ニーズへの対応を重要な社会課題のひとつとして捉えており、例えば、高齢者でも食べやすい食感、健康に貢献する栄養成分などに注目し、サプライチェーン一体となって対応を進めたいと考えています。その中でも当社は、上流の仕入先であるサプライヤーと、下流の販売先である食品メーカーなどを結ぶハブ機能を担っているため、そのプレゼンスを再認識するとともに、当社だからこそ実現可能な付加価値を追求していきます。

滋養と健康に資する乳製品を世界中から調達

近年、健康増進に向けて、幅広い年代層でたんぱく質摂取量の増加を求める声が広がり、なかでも乳由来の「ホエイプロテイン原料」は主力原料として特に注目を集め、ニーズが高まっています。
ラクト・ジャパンは乳製品輸入事業におけるサプライネットワークを活用し、お客さまのニーズにマッチしたプロテイン原料を提供しています。

プラントベースフード原料の充実

健康や環境保護の観点から「プラントベースフード」への注目が高まっています。ラクト・ジャパンでは、オーツミルクのようなプラントベースミルクなどの輸入販売も行っております。今後も市場動向を見極めながら商品のバリエーションを増やしていく計画です。

多様なライフスタイルにマッチした食品・原材料の提案

人々のライフスタイルの多様化とともに、求められる食品も変化しています。ラクト・ジャパンはこうした変化や新たなニーズにあわせて、販売先である食品メーカーにさまざまな原料を紹介・提案しています。同時に、主力商品である乳製品原料に限らず、他の機能性食品原料を組み合わせて提案するなどの新たな取り組みも開始しています。
また、アジアのチーズ製造販売事業においては、現地の食文化にマッチするチーズの食べ方を提案したり、最近では「ヴィーガン」のニーズに対応するチーズの開発も進めています。