株式会社ラクト・ジャパン




乳製品情報
12 月号 SUMMARY
脱脂粉乳・全脂粉乳情報
   先につけた高値の影響から脱脂粉乳の国際相場は急落、全脂粉乳のそれなりに価格を下げて軟調な推移となっている。EUでは来年4月以降生乳生産量を2%増やすことを検討しており、今後の安定供給が期待されるところである。またオセアニア地域ではシーズンを通じた生産見込みが前年比5%程度の減少が見込まれており、物量確保が見込めないため、新規の取引はほとんど行われていないものと思われる。

バター情報
   EUバター相場は軟調に推移している。ただし下がったとはいえ、年初価格と比較すると2割ほど高く、加えてユーロ高の影響もあり、楽観はできない。
ホエイ・カゼイン情報
  =ホエイ=
 12月のEU域内相場は横ばいにて推移した。一部に相場も上昇に転じるとの見方もでているが、国際相場其の他を考慮するとまだ下値を探る展開は続きそうだ。
=カゼイン=
 EU、米国、NZ相場いずれも高値圏で推移している。供給が不安視される中、インド産などが出てきているようだが、品質面への不安から購入に踏み切る需要家は少ない。

チーズ情報
   2008年1月-6月積みのデンマーク産サムソ・マリボの対日輸出価格が発表された。直前期比較で31.7%の価格上昇となり、過去最高値を更新している。

乳糖情報
   メーカーの在庫が厚く、価格面では弱含みで推移している。ただし、需要面では堅調な育児用途や脱脂粉乳の蛋白調整用途という新規の需要がでてきており、今後価格反転の可能性もでてきている。

国内乳製品情報
   10月の全国生乳生産量は前年比0.6%減と20ヶ月連続で減産となっている。また10月のバター生産量は前年比8.0%の大幅減となり、予想を上回る減産となった。一方脱脂粉乳の10月生産量は、前年同月比で7.3%減とバター同様大幅減で16ヶ月連続で減産となっている。脱脂粉乳以上に逼迫感が強い全粉乳は、海外相場の高騰により、国内全粉への切り替えの動きもある。









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