株式会社ラクト・ジャパン




乳製品情報
2 月号 SUMMARY
脱脂粉乳・全脂粉乳情報
   粉乳国際相場は、ここにきて堅調な動きを見せている。特に全脂粉乳の価格上昇基調が強い。EUにおける粉乳相場は上昇局面は短く、その後は食用脱粉価格は横ばい、飼料用脱粉価格は下落基調となっている。豪州の生乳生産量は予想よりも良い結果となっている。ただし、現在の生産量は昨年比大幅減となっていることから輸出者は既契約の供給ができるかが関心ごとであり、スポットでの販売はない。

バター情報
   EUバター相場では2月から民間在庫助成が再開されたことから価格が堅調となっている。ただし、昨年は助成金撤廃ということをうけた非乳業系の需要家により狼狽買いなどにより価格を大きく押し上げることとなったが、今年はそれほどの高値にはならないとの見方が多い。
ホエイ・カゼイン情報
  =ホエイ=
 2月のEU域内相場はいまだ下落を続けている。一方米国相場も下落を続けており、需要者は待ちの姿勢となっている。一方で相場下落による引き合いも増えており、相場反転も近いのではないだろうか。
=カゼイン=
 2月のEU、米国、NZ相場ともに大きな変動はなく、高値圏で推移している。大きなシェアをもっているNZの干ばつが気になるところである。

チーズ情報
   平成20年度のチーズ生産に向けられる乳量が51万トン程度にて決定された模様。前年度から14トン万程度の上積みとなっている。

乳糖情報
   欧州の乳糖市況は軟調な地合で推移している。昨年の相場乱高下から乳糖需要が低迷しており、今後は国内の乳糖在庫状況、メーカーの需要バランスに注視しながら付き合っていく必要があろう。

国内乳製品情報
   12月の全国生乳生産量は前年同比となり、22ヶ月ぶりにマイナスから回復した。12月のバター生産量も前年比で0.5%のプラスとなり、18ヶ月ぶりの増産となった。一方脱脂粉乳の12月生産量は、前年同月比で1.3%減とこちらは18ヶ月連続で減産となっている。全脂粉乳については、前年比で16.6%の減少となり、逼迫感が強まっている。1月末に来年度乳価が妥結されたことにより、今後1ヶ月は来年度スタートの価格交渉が大詰めを迎えることとなる。









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