2009年10月 のアーカイブ

[2009年10月]脱脂粉乳・全脂粉乳情報

2009年10月1日

サマリー

8月以降オセアニア産粉乳の価格が上昇を続け、9月に入り遂にEU産の価格を上回った。EU産粉乳も輸出助成金をEUR228/MTからゼロに削減した事で輸出量と価格が上昇している。また米国においても、現在の逼迫した生乳供給と、今にも起こりそうな不足に対する懸念が、粉乳市場の回復を刺激し、脱脂粉乳の相場は急激に上昇しており、脱粉の供給量は限られている。年内は当面この強含み相場が続きそうであり、中東、アジアの乳製品主要消費国から人気の高いオセアニア産は早期の物量確保が必要かもしれない。

[2009年10月]バター情報

2009年10月1日

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ついにバターは42%、バターオイルは37%のEU輸出助成金が大幅削減となった。欧州産の需要は現在のところ堅調なようで助成金削減後、価格が横ばいもしくは上昇するとの考えが日を追って優勢となっている。またオセアニアは相変わらず供給余力が乏しく、一部サプライヤーでは来年1-6月分までバターは売り切れとの話しも聞かれる。米国では来月の感謝祭休暇を控え家庭での消費が堅調、加えてこの海外相場にも刺激を受けバター価格は上昇傾向を続けている。年内の新規供給は厳しく、年明けも難しくなりつつある。状況が急激に悪化する危険性もある為だけに、方針を迅速に決めた後は確実に行動したい。

[2009年10月]ホエイ・カゼイン情報

2009年10月1日

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-ホエイ-
ホエイ相場は10月に入っても上昇を続けている。EU産はこの一ヶ月で2割、米国産も1割ほど上昇した。
EUが脱脂粉乳価格の上昇が見込まれる中、脱脂粉乳比較安価なホエイパウダー及びWPC-34への需要が高まっており、スポット的引き合いへの対応力は限られている。主な輸出先として中国の伸びが堅調となっている。

-カゼイン-
カゼイン相場は引き続き上昇している。しかし需給はオセアニアが生乳生産のピークを迎えることもあり安定すると思われる。在庫過多解消の為にサプライヤーが行った安売りが終わった結果価格が適正レベルに戻ってきている、という見方が現状では妥当であろう。

[2009年10月]チーズ情報

2009年10月1日

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-豪州8月チーズ生産量4.2%減-
デーリー・オーストラリアの発表によると、豪州の8月のチーズ生産量は22,136トンで前年同月比4.2%の減少であった。2009/2010年の累計生産量(7月-8月の2ヶ月間)は41,147トンで前年同期比3.3%の減少となっている。
同国チーズ生産量の46.5%を占めるチェダーの8月の生産量は急落しており、18,494トン(22.9%減)、ハードタイプチーズにおいても激減し659トン(44.1%減)であった。一方、スイスタイプは1,355トンで39.7%増加し、モザレラタイプは10,386トンで55.4%の増加であった。

[2009年10月]乳糖情報

2009年10月1日

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主要生産国の欧州、米国共に乳糖相場は第3四半期比、更に値上がりする結果となった。依然として育児粉乳用途、脱脂粉乳の蛋白調整用途での引き合いが見られており、玉の確保には引き続き注意が必要な状態である。また、東南アジア諸国の食生活の欧風化、健康指向から乳製品の消費量が増加しており、乳糖に関しても需要を伸ばしている。メーカー在庫量も減少の一途を辿っているようだ。

[2009年10月]国内乳製品情報

2009年10月1日

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=生乳・牛乳=
9月の全国生乳生産量は632,028トンで前年比0.2%増となり、15ヶ月ぶりに増産、北海道の生乳生産量も319,135トンで前年比1.0%増となっており、それぞれ増産となった。

=チーズ、加工向け乳量=
北海道の生乳需給が一気に引き締まってきたようである。理由として年末需要期に向け、乳業各社がバターの増産に乗り出したのに加え、2009年10月からゴーダ・チェダー向けで¥9/kg、その他向けで¥5/kgとそれぞれ乳価が改訂され、乳業各社はチーズの生産拡大に向かっているようだ。2009年10月はチーズ向けの乳量は前年比10%近くまで急増することが予想されている。

=バター=
9月のバター生産量は5,204トンと前年比40.2%増となった。8月末在庫は34,300トン、前月末に比べ740トン減となった。

=脱脂粉乳=
9月の脱脂粉乳生産量は10,749トンと、前年比34.6%増となった。8月末在庫量は前月末に比べ1,403トン減となり、53,600トンとなった。