乳製品情報2014年9月号

2015年1月9日

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乳製品情報2014年9月号

【2014年12月】脱脂粉乳・全脂粉乳情報

2014年12月31日

サマリー

国際粉乳相場は中国からの需要が弱いことやその他の特需がないこと、また各乳生産地の状況が良いこともあり先月から引き続き落ち着いて推移している。現在、価格競争力のある脱脂粉乳はEU産、全粉乳はオセアニア産である。当面は現在の価格レベルが続く可能性が高く、大きな変動になる要因は見当たらない。

【2014年12月】バター情報

2014年12月31日

サマリー

11月の欧州バター相場は大きな値動きなく推移した。欧州では相次いで乳価引き下げが発表されており、生乳生産にブレーキがかかれば供給量減による乳製品相場反発の影響が懸念される。また、年明けには中国からの引き合いが本格化すると予想されている。11月の米国CMEバター相場は対前月比22%下落した。

【2014年12月】ホエイ情報

2014年12月31日

サマリー

米国産ホエイパウダーは前月と同様に横ばい若しくは若干の弱含みで推移している。米国産WPC-34も同様に推移している。EU産ホエイパウダーはロシアの禁輸措置に伴う供給量の制限と中国の需要減などから需給バランスが保たれており相場は安定している。

【2014年12月】カゼイン情報

2014年12月31日

サマリー

季節的要因で生乳生産が減少している欧州ではカゼイン生産が減少しているが、生乳生産がピークのオセアニアではフル稼働に近く、世界的に供給は潤沢である。ロシアの禁輸措置の解除が見込まれる2015年8月まではカゼイン相場は軟調に推移していくものと思われる。

【2014年12月】乳糖情報

2014年12月31日

サマリー

欧州ではロシアの禁輸措置によりチーズ生産から脱脂粉乳生産に切り替える動きがあり、乳糖需要が増えているものの、供給が上回っているため乳糖相場は弱含みで推移している。米国産乳糖も好調な生乳生産などを背景に軟調に推移している。今後需要の増加が見込まれる中国向け育児粉乳を加味しても2015年第1四半期は弱含みで推移するものと予測される。

【2014年12月】チーズ情報

2014年12月31日

サマリー

米国のCMEチェダー相場は1ヶ月間で約USD1,000/MTと大幅に下落した。スイス産チーズのロシア向け輸出量が急増している。ロシア禁輸措置の対象外であった同国のチーズはEU産高価格帯チーズの唯一の代替品として扱われ今後も増えていくものと思われる。オランダ最大手の乳業メーカーフリースランドカンピーナは2014年7月に火災で全壊した同社工場を再建すべく3千万ユーロを投じることが分かった。