乳製品情報2014年7月号

2014年11月10日

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乳製品情報2014年7月号

【2014年10月】脱脂粉乳・全脂粉乳情報

2014年10月31日

サマリー

主要乳産地における生乳生産量は前年同時期と比較して好調に推移している。一方の需要面は中国の需要が引き続き弱いため、EU産及びオセアニア産の脱脂粉乳は先月と同じ価格帯にて推移している。米国産脱脂粉乳については乳価が歴史的な高値であること、また、CME先物取引の価格上昇を受け堅調に推移している。

【2014年10月】バター情報

2014年10月31日

サマリー

9月の欧州バター相場は上昇基調へと転じた。世界的需要が変わらない中で、高値圏で推移していた乳価が下落し始めたことや季節要因に伴う生乳生産量の下落が反転の要因となった。9月の米国バターの平均価格は8月と比較して15%上昇した。在庫量は依然として低い水準にあり、高い二次関税を払ってでも輸入する動きがあるようだ。

【2014年10月】ホエイ情報

2014年10月31日

サマリー

米国産のホエイパウダーの価格は弱含みで推移している。相場の軟化を期待し市場動向を静観している需要者が多いようだ。WPC-34の価格も同様に弱含みにて推移している。EU産ホエイパウダーはロシアの禁輸措置の影響で供給量に限りが出てきているものの、海外からの引き合いが堅調なため先月までの状況とは一転、価格は強含みにて推移している。米国産とEU産の価格優位性が逆転する可能性が出てきた。

【2014年10月】カゼイン情報

2014年10月31日

サマリー

北米における酸カゼイン及びレンネットカゼインの相場は下落基調にあるものの、未だ大きな相場変動はない。欧州、オセアニアにおいては中国の需要急減やロシアの禁輸措置の影響を受けて乳製品価格が低調である。更に今後生乳生産最盛期を迎えるオセアニアは更なる価格下落が予想される。今後とも市況は軟調に推移していくものと思われる。

【2014年10月】乳糖情報

2014年10月31日

サマリー

欧州の生乳生産量は季節要因で減少傾向にあるものの、順調な天候と飼料価格の減少で酪農家の生産意欲は高い。一方、蛋白調整用途の需要が季節的に減少していることや中国の引き合いが減少していることで乳糖相場は弱含みで推移している。米国産の相場も先月に続き軟調基調にある。生産量が増加している一方で、国外需要が弱く、在庫量が大幅に増加している。今後も下落基調は続くものと思われる。

【2014年10月】チーズ情報

2014年10月31日

サマリー

英国では8月に小売チーズの値上げが行われ、販売量は僅かに減少したものの支出額は前年同時期比3.3%増加した。チェダーチーズ販売量の半数を占める熟成チェダーチーズについては価格上昇にも関わらず販売量が増加傾向にある。CMEスポット相場は8月よりUSD5,000/MT台で堅調に推移していたが9月末にUSD5,000/MTを割った。クリスマス需要期の動向は注視したい。