乳製品情報2014年8月号

2014年12月10日

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乳製品情報2014年8月号

【2014年11月】脱脂粉乳・全脂粉乳情報

2014年11月30日

サマリー

主要乳産地における生乳生産量は好調でオセアニア、米国、EUいずれも昨年と比べ増加している。粉乳は供給力が十分にある一方で、ロシアの禁輸措置や中国の需要減少の影響で需要が弱い状態が続いている。当面は現在の価格レベルが続く可能性が高く、今のところ相場が大きく動く要因は見当たらない。

【2014年11月】バター情報

2014年11月30日

サマリー

欧州バター相場は小幅な値動きで推移している。乳製品相場の全般的な価格下落を受け乳価を引き下げる動きがあり、年明け以降生乳生産にブレーキがかかる可能性がある。米国のCMEバター相場は9月に市場最高値を更新したがその後1ヶ月でおよそUSD2,000/MT急落した。需要が一服したこと、輸入品が流入したこと、ホリデーシーズンの需要見込みが立ったことなどが影響したと考えられる。

【2014年11月】ホエイ情報

2014年11月30日

サマリー

米国産のホエイパウダーの価格は安定的もしくは若干の弱含みで推移している。WPC-34の価格も同様に推移している。EU産ホエイパウダーの相場は先月に引き続き堅調に推移している。国際市場においては米国産に比べ、依然EU産ホエイパウダーに競争力があるが、ロシアの禁輸措置の影響で逆転することも予想される。

【2014年11月】カゼイン情報

2014年11月30日

サマリー

カゼイン相場は中国からの需要急減及びロシアの禁輸措置による影響が大きく、中東・東南アジアにおける需要増の効果は限定的であるため軟調に推移している。本格的な需要回復は来年後半になるとの予想もあり、カゼイン市況は引き続き軟調に推移していくものと思われる。

【2014年11月】乳糖情報

2014年11月30日

サマリー

欧州の乳糖相場は横ばいあるいは弱含みにて推移している。ロシアの禁輸措置に伴い各種乳製品の生産量が調整されており、今後乳糖の需給両面へ影響が出る可能性がある。米国産乳糖相場は横ばいあるいは軟調に推移している。順調な国内生産(昨年比14.9%増)に加え、欧州産乳糖も入ってきており在庫過多(月末在庫 昨年比47.6%増)な状況である。

【2014年11月】チーズ情報

2014年11月30日

サマリー

ロシア酪農ニュース局は国内における乳製品需要は国内生産で満たせるとして、禁輸措置が当面続くと予想している。しかしながらこれまで禁輸措置対象国より相当量のチーズを輸入しており、若干の生乳生産量の増加(前年比1.6%増)で十分な供給力があるのか疑問である。CMEスポット相場は10月中旬に再びUSD5,000/MT台の値をつけたもののその後は下落基調で推移している。