乳製品情報2013年12月号

2014年4月11日

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乳製品情報2013年12月号

【2014年3月】脱脂粉乳・全脂粉乳情報

2014年3月31日

サマリー

生乳生産の主要乳産地において全体的に生乳生産は増加しているが、需要面で中国の輸入量の増加が著しい。2013年の中国の脱脂粉乳輸入量は2012年比40%増加、全粉乳輸入量は2012年比53%増加している状況となっており、世界的な供給のタイト感は拭えず、粉乳相場は依然堅調を維持している。今後しばらくは中国の大量輸入は続くと予想され、相場は高値安定という状況が続くと思われる。

【2014年3月】バター情報

2014年3月31日

サマリー

EUの生乳生産量は依然好調。昨年クリスマス以降、域内の需要が緩んだ影響もあり、バター相場は1月以降下落している。それに対しオセアニアの相場は堅調に推移している。豪州においては1月の熱波の影響で生乳生産量は伸びておらず、2013/2014シーズン乳価は史上2番目に高いレベルとなっており、新シーズンが始まるまで相場軟化は期待できそうにない状況。ニュージーランドにおいても生乳生産は好調であるものの、バター相場は全粉乳に引きずられる形で高値を維持している。

【2014年3月】ホエイ情報

2014年3月31日

サマリー

米国産・EU産共に、好調な生乳生産量から、チーズ増産の結果、ホエイ生産量も増加している。価格についてはアジア等の旺盛な需要により、安定もしくは強含みにて推移している。今後も米国産、EU産共にアジアを中心とした堅調な需要に支えられ、価格は安定もしくは強含みで推移すると思われる。

【2014年3月】カゼイン情報

2014年3月31日

サマリー

昨年末から続いていたカゼイン相場の上昇は天井感が出てきているが、依然として全体的需給ポジションはタイト気味である。gDTオークションにおける平均落札価格は、1月21日はUSD12,390/MTであったが、2月18日はUSD11,461/MTとなり7%強下落した。オセアニアのカゼイン生産は概ねシーズンオフに入ってきている中、EU域内における生乳生産量は順調に推移、カゼインへ向けられる乳量が増えるのではとの期待感が一部業界関係者の間で出てきている模様で、今後の需給並びに相場動向はEU産次第と考える。

【2014年3月】乳糖情報

2014年3月31日

サマリー

乳糖相場は欧州産・米国産共に2013年末に下落したが、現在は横ばいあるいは堅調に推移、相場は回復基調となっている様子。今後の相場動向としては、欧州産乳糖については好天により生乳生産増加は見込めるものの、粉乳需要増によるタンパク調整用途での乳糖需要増も予想され、上昇基調で推移すると見られ、米国産についても中西部の寒波や西海岸の干ばつの影響もあり生乳生産量が昨年比で伸び幅が鈍化している中、東南アジアからの高需要等が予想され、価格は堅調に推移すると考える。

【2014年3月】チーズ情報

2014年3月31日

サマリー

主要チーズ生産国の過去12年間の生産量増加率において、ドイツが約44%増、アメリカが約32%増となっているが、それを大幅に上回る伸びを見せているのが新興国であり、特にウクライナにおいては約295%増、ベラルーシは約265%増と驚異的な増加率となっている。今後も新興国については人口増加や生活水準の向上などを背景に、乳製品に対する需要が爆発的に伸びる傾向があるため、注視する必要があると考える。また2014年2月のCME相場スポット相場は2月3日にUSD 5,204/MTから開始。この価格は1月31日と同価格であり、史上最高値となっている